こんにちは!Koni(@koni_bali)です。
今回はオンラインレッスン中のインターネットが遅い、電波が悪い場合の対処法についてまとめてみたいと思います。
自分や生徒さんのWiFiが遅い時
実家のWiFiはソフトバンクAirなんですが、ソフトバンクの基地局が近くになく、電波エリアMAPの「普通」と「やや悪い」の境界線に位置していています。
そのため電波はかなり弱くYouTubeが止まることもよくあります。30分の動画をYouTubeにアップロードするのに10時間かかったりとか…。
ある時ソフトバンクさんに「いくらなんでも遅すぎやしませんか」と電話した時には、最寄りの基地局が遠いのにさらに遠い基地局の電波と繋がっていた、ということもありました。(その場で最寄りの基地局の電波に繋ぎ直してもらいました)
実家にいる時はそんな環境でオンラインレッスンをしているので、低速ネットによるトラブルを防ぐために色々工夫するようになりました。一つずつ紹介していきますね!
レッスン中にその場でできる工夫
WiFiの種類を変える
私はWiFi環境が悪い場合のバックアップとして、スマホのデータ通信(Biglobe)40GBプランを契約しています。なので家やカフェのネットが遅い時にはまずスマホのテザリングに切り替えます。テザリングはスマホの電池の消費量が大きいので、急にこの事態になってもいいように、充電は50%を切らないようにしておきます。
一度通話を切って繋ぎ直す(Skypeの場合)
Skypeの場合に有効です。ビデオ画面が映らない(黒いまま)、ビデオ画面が固まったまま動かない、音声が途切れてしまう、音声が届くまでに数秒の時差がある、音声が出ない…などのトラブルの時には一度通話を切ってすぐにかけ直します。この方法で解決することもよくあります。
別のビデオチャットに変えてみる
Skypeがダメならzoomに、zoomがダメならGoogle meetに変えてみます。
過去のレッスンで、Skypeは接続が悪かったけどzoomにしたら良くなった!Skypeでは音声が出なかったけどzoomにしたら出た!という事は多くありました。(逆にzoom→Skypeに変えて良くなったというケースは今の所ないです)
ビデオをオフにして音声だけにしてみる
あまりやりたくない方法ですが、ビデオをオフにすると音声・音質は良くなります。画面共有が必要ないレッスンの場合はビデオオフにして電話状態でご相談に乗る事もあります。
レッスン中、お客さんの表情から分かることも多いので、なるべく使いたくない方法です。なので、ビデオオフでしばらく話をして、通話が安定しているなと思ったらもう一度ビデオをオンにしてみます。
端末を変えてみる
私自身はレッスン中に端末を変えたことはありませんが、生徒さんの方ではパソコンでの接続が悪く、タブレットやスマホに変えてみて接続が良くなった事は多くあります。生徒さんの方から画面共有やファイル添付などがない場合はこの方法でもいいと思います。
注意点としては、生徒さんがスマホからつないでいる場合、Skypeやzoomのテキストチャットの画面が出せない(出し方が分からない)ことが3割くらいの生徒さんで発生します。その場合はテキストチャットに頼らない音声のみの案内になるので、ややこしい事を伝えたい場合は案内の仕方に注意が必要です。
ちょっと話がずれますが、Skypeは通話を切った後もテキストチャットの履歴が残りますが、zoomは通話を切るとチャットの履歴は削除されて復元できません。チャットの履歴が必要な場合は、講師の方で保存しておいて後で共有してあげると親切です。
WiFiルーターの近くに移動してみる
部屋移動作戦です!WiFiルーターの近くに移動するのも有効な方法です。
私の実家の場合はルーターがリビングにあり、レッスン中に家族にウロウロされると気が散るので、リビングでレッスンする場合は家族を部屋から追い出します。そのため極力使いたくない方法ですが、ルーターに近く、壁やドアなどの障害物がないほどネットは早くなります。
私はレッスン中に部屋移動をしたことはないですが、生徒さん側のWiFiが不調で場所を移動される方は結構います。
WiFiルーターをリセットする
大元のWiFiルーターをリセットする方法です。リセットといっても電源を抜いて入れ直すだけ。これだけでネットの調子が良くなる事があります。
ただしこの方法を取ると数分間WiFi接続が切れてしまうダウンタイムが発生します。対処法として自分のスマホでテザリングをして時間を繋いだり、ダウンタイム分を延長するなど、何かしら対応をした方がいいのかなと思います。
どうしてもレッスンができない時
上記の工夫をしてもどうしてもレッスンが催行不可能な場合は、レッスンを中止して日時変更をします。(今の所そのケースはありません)
この場合の注意点は、どちらのネット環境に問題があるのかということと、レッスン時間をどうするのかということです。
例えばレッスン時間が60分で、レッスンを始めて約15分、お互いに色々試してみたけどやっぱりレッスンに支障が出る…という事が起こったら、私自身は以下のように対応します。
レッスンの振り替え対応ルール
- 私のネット環境に時間がある場合→ お詫びとともに60分を別の日時に振り替えます。場合によってはお詫びとして+10分無料延長などを付けることも考えると思います。
- 生徒さんのネット環境に問題がある場合→ 15分を差し引いた45分を別の日時に振り替えます
- どちらとも言えない場合→ 60分を振り替えるか45分を振り替えるか、状況で判断します
私自身はネットが遅くてレッスンができなかった事はなく、『そちらのネットが遅いせいでちゃんとレッスンしてもらえなかったんですが』などのクレームをもらったこともありません。
が、別のオンライン講師さんからは『生徒さんの家のネットが遅いのにこちらのせいにされて辛い…』というお話も聞きます。それはモヤモヤしますよね・・。ネット不具合の原因と責任がどちらにあるのか、生徒さんとの認識を合わせておくことも大切だと思います。
レッスン前の準備が大切
お金をいただいている大切なレッスン。ネットが遅くて画面がフリーズ…ということを防ぐために、事前にできる限りの工夫と備えをしておきましょう。
その日のネットの調子をチェックする
自分側のWiFi環境が調子いいかどうかは、その日ネットを使っていれば大体分かりますよね。私の場合、(今日はネットが遅いな。レッスン大丈夫かな…)と思う時には上に書いたような対処法、例えばルーターのリセットや部屋移動などを予めしておきます。レッスン中にすぐにWiFi→データ通信に切り替えられるように、スマホは常にそばに置いておきます。
家以外にレッスン可能な場所を探しておく
家以外にオンラインレッスンができる場所を幾つか知っておくこともおすすめです。スターバックスなどオンラインレッスン向きのカフェや、通話OKのコワーキングスペースなどがあります。あらかじめ来店しておくと机の高さやコンセントの有無、場所が確認できます。
私自身、家のネットもスマホのデータ通信も遅い場合や、気分転換などの理由で近所のスタバでレッスンをすることもあります。
WiFi環境を改善するには
WiFi環境自体を改善するなら、サービスプロバイダを変える、WiFi中継器を使う、モバイルルーターを借りるなどの方法があります。
中継機を置いてみる
プロバイダを変えるのはなかなか簡単ではないと思うので、まずは5,000円前後で変えるWiFi無線LAN中継機を設置してみるのがおすすめです。実家も中継機を置いてから部屋の電波がかなり改善されました。実家で使っているのはBuffaloのこの中継機で、WiFiルーターと私の部屋の中間地点に設置しています。
WiFiルーターレンタル
それでもWiFiの調子が悪い場合はモバイルWiFiルーターレンタルがおすすめ。オンライン講師を始めた最初の数ヶ月間はこれを使っていました。データ通信無制限で1ヶ月4,000円〜5,000円くらいです。
1ヶ月5,000円は高い…と思うかもしれませんが、レッスン中のWiFiトラブルを確実に防げる安心感とストレス軽減、クレーム予防になるので必要経費だと考えています。スマホのデータ通信量を40GBにしてからルーターは借りなくなりました。
いかがでしたか?オンライン講師さんの参考になれば幸いです。
300時間以上レッスンした私の経験上では、インターネット速度によるトラブルは事前に準備をすればほぼ100%防ぐことができます。
生徒さんの大切なお金と時間をいただいているレッスンですから、なるべく講師側のネット環境で迷惑をかけないように準備したいですね♪