オンライン日本語講師の集客は難しい!【日本語 x ○○】で差別化しよう

オンライン日本語教師の集客方法オンライン講師さん向け

こんにちは!Koni(@koni_bali)です。

宮古島から移動して四日目。沖縄本島の地元の方の一軒家(民泊)で快適に暮らしています♪

今日は、最近ご相談が多いオンライン日本語教師さんの集客について、私の意見をまとめたいと思います。

私も日本語教師(の卵)です

まず、私の日本語教師(の卵)です。

去年、日本語教育能力検定試験を受けて合格しました(独学)。なので私自身も日本語の先生になったり、日本語を教えることができる状態ではあります。

現在、私の主力プラットフォームであるCafeTalk(カフェトーク)で、日本語レッスンは一種類だけ作ってあります。インドネシア語話者向けの日本語レッスン です。

インドネシア人の生徒さんを対象に作った日本語のフリートークレッスンです。

どうして誰でも受けれる日本語レッスンをやらないのか?それはレッスンを作っても集客できないからです。

日本語レッスンは激戦区

カフェトークでは、日本語レッスンは英語レッスンに次ぐ激戦区です!カフェトークの生徒さんのおよそ3割は日本以外なので日本語を習いたい人も多いでしょうが、教えたい人も多いのです。

「日本語を教える」というのは、あらゆるジャンルの中でも日本人にとって一番簡単に先生になれる(気がする)分野ですよね。みんな日本語は話せますからね。英語講師になるよりずっと参入障壁は低いです。

実際に人数を確認してみましょう。カフェトークには、①レッスン検索 ②講師検索 という二つの検索機能があります。②講師検索 の方で、「日本語講師」を探してみると・・・

768人!!!

日本語レッスンを持っているオンライン講師の人数は768人です。この中からたった一人、自分を選んでもらうって大変なことです。

カフェトーク登録時は「生徒数 0、レッスン実績 0、口コミ 0」からのスタートなので、これだけの先生たちがしのぎを削っている中で平凡なレッスンを作っても選ばれるはずがありません(笑)

そして激戦区だけあってレッスン単価が低いのも日本語レッスンの特徴です。生徒さんにとってはとても魅力的な環境ですが、講師さんにとっては低価格競争の中で戦うことになります。

特に「実績なし・特徴なし」のオンライン講師さんが日本語レッスンをする場合、レッスン料金を相場の2〜3割は下げないと生徒さんが申し込むメリットが感じられないと思います。

【日本語の初心者向けレッスン】の相場が 30分 750円だとすると(実際そのくらいです)、30分 500円くらいにする必要があります。500円。その中から手数料が35%とすると、実収入は 30分 325円 になります。!!

英語がちょっと話せても厳しい

実績のない先生が平均的な日本語レッスンを作ってもライバル先生が多すぎる、そして単価が低すぎる。

そうなると、次に考えることは「何らかの付加価値を付けて価格を上げる」事ですよね。

真っ先に思い浮かぶのが英語です。英語ネイティブの生徒さんが日本語を勉強する場合、英語での補足や説明を希望する方も多いはず。「英語が話せる日本語講師」なら・・・?

328人!!

予想以上に多かったです!日本語講師の約半数が英語も話せることになります。日本語の先生すごい!

英語が多少話せるだけでは差別化ポイントとして機能しないという事です。英語スキルが差別化になる方は、相当レベルが高い方や、英語の中でも特定分野の専門性が高い方に限定されるはずです。

ニッチな言語で差別化作戦

そこで、インドネシア語です。

インドネシア語はニッチだけどニッチすぎない、母国語話者がかなり多い言語です。なんといっても世界で4番目に人口が多い国。私はバリ島に10年住んでいたためインドネシア語は日常レベル。今年、インドネシア語検定を取得予定です。

今回、日本語講師としてのキャリアを考えるにあたり、元々話せたインドネシア語に磨きをかけることで差別化ポイントにしようと考えました。

私自身は本業レッスン(Webやブログやアート)が順調でそちらの方がよほど単価が高いので、新ジャンルの激安レッスンを無理して始める必要性には迫られていません。

よって、日本語講師としての自分の特徴を【インドネシア語が話せる、インドネシア語で説明ができる】に設定し、自分の中で納得できる最低価格(30分レッスン 1,500円)でレッスンを作りました。

私の中ではレッスンがあるという事が大切で、正直申し込みがなくても全然いいのです。理想としては2ヶ月後くらいに初予約が入るのがベストです笑。

カフェトークで「インドネシア語が話せる日本語講師」で探してみると…

2人!

インドネシア人講師さんも含まれているので、日本人の先生を希望している生徒さんの場合は、ほぼ確実に私のプロフィールページは見てくれると予想しています。

このように、ニッチだけどニッチすぎない第2言語を差別化ポイントにするのはおすすめです。(カフェトークが対応している言語から選ぶのがおすすめ)

日本語 x ○○ を見つける、作る

誰でも始められるがゆえに、ただ「日本語教えます!」だけでは集客できないオンライン日本語レッスン。今回の記事では「他の言語との掛け算で差別化を図る作戦」をお伝えしました。

英語がちょっと話せるだけじゃ厳しいと書きましたが、考え方次第で特徴を見つけることもできると思います。

  • カナダ在住の英語が話せる日本語教師
  • イギリス英語を流暢に話す日本語教師
  • キッズ英会話で子供たちに英語も教えている日本語教師 など。

言語以外でも、

  • マンガ家もやってる日本語教師
  • コスプレイヤーの日本語教師
  • 茶道をやってる日本語教師 とか。

こんな日本語の先生なら実績がなくても(受けてみたい!)って思ってもらえそうですよね。

自分なりの差別化ポイントは、もうすでに持っていて気付かないだけかもしれません。今持っているもので何かないか探しましょう。なければこれから作れば良いのです!

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